【たーぼー】タイトル 秀逸 [検索]

こんばんは!たーぼーです。

ついに金曜日ですね。
週末は土日のどちらかに映画館で1〜2本くらい観るのが習慣です。
それとは別にNetflixでドラマなどもみているので、休日のほとんどは映画ドラマ三昧なのです。
ところで、みなさんが映画で気にするポイントってなんでしょう。

誰が出演しているか
監督は誰か
何か受賞しているか
好きな批評家が褒めているか

色んなポイントがあると思います。

僕も上に書いたこともちろん気にしたりしますが、映画をよく観る人でないと気にしないものもいくつかあります。

例えば、タイトルが秀逸かどうか、とか。

映画のタイトルというのは一言要約みたいなもので、基本的に凝りに凝ったものはありません。

◯ミッションインポッシブル
 →不可能な作戦に挑む話 

◯アナと雪の女王
 →アナと雪の女王エルサの話

◯七人の侍
 →七人の侍が村を救う話


まんまやん!!!!っていう・・・。

でも例えばこんなのはどうでしょう。

◯ 万引き家族
 →万引きとかしてる疑似家族の話


…一見まんまやん!
しかし、“万引き”は1つの意味だけを指しているのではありません。
誰かに捨てられてしまった子供や老人を拾って、家族のような信頼関係になることを「元の家族から絆を盗んだ」という意味も含まれています。(キャッチコピーにもあるように)

また、“万引き”というマイナスイメージな言葉と、“家族”という暖かいイメージの言葉を合わせた造語で、
なんか心に残りませんか?

「万引き」も「家族」も誰もが知っている言葉ですが、「万引き家族」となるだけでどこか違和感を感じたり、印象的だったりします。
あの登場人物たちを一言で言うなら、もちろん「万引き家族」です。
家族ってなんだろう。
血の繋がってない彼ら=万引き家族は家族ではないのか。

とかとか色々かんがえちゃう。
秀逸ですね。


他にも…

◯シン・ゴジラ
 →ゴジラの最新作

いやいや、これもまんまやん!とはなりますが…。
この総監督がエヴァの庵野さんであることは有名な話ですね。
エヴァの最新作が「シン・エヴァンゲリオン」というタイトルで
あることが発表され、早何年経つでしょうか…。
敢えて「シン・」をつけることで庵野作品であることが色濃く出てますね。
観たらわかりますが、中身もかなりエヴァンゲリオンでした。

また「新・ゴジラ」なのか「真・ゴジラ」なのか「神・ゴジラ」なのか。
もしかしたら意味はないかもしれませんが、こういう考察が生まれるのも作戦だったのでは。

実は今までのゴジラ作品は基本的に「ゴジラ」の前に文字がつくことはありませんでした。

 ゴジラの逆襲
 ゴジラ vs 〜〜〜
 ゴジラ ファイナルウォーズ

しかし、そこで今回の

 シン・ゴジラ

たった2文字、前につくだけで印象的ですよね…。
いやぁ、秀逸ですな。

まぁこんな感じでタイトル1つとっても色々考えられて楽しいんです!!!

自分たちもEmaの活動を通して、ツイートしたりメールを出したり、展示会のタイトルを考えたりしますが、正解がなんなのかいつも悩みます。

いつもなんとなく見逃してしまっている本のタイトルとかも分析すると色々とヒントがあるのかも。

以上、たーぼーでした!

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